静脈瘤 下肢 食道 精索
静脈瘤についてエントリー一覧
- 静脈瘤とは?
- 静脈瘤という病気は、どんなものなのでしょうか?血管には動脈と静脈があります。動脈は血液を心臓から体の各部分へ送り出す血管、静脈は体の各部から血液を心臓に戻すための血管です。動脈壁は厚く、静脈壁は薄くできています。動脈と比較すると、静脈のほうが血液がつまりやすいと言えるかもしれませんね。静脈瘤というのは、静脈内の血液がたまり、こぶのようにふくらんだものです。同様に、動脈内の血液がこぶのようにふくらんだものを動脈瘤と言います。静脈瘤は静脈の弱くなっている部分にできるので、放置していると内出血を起こす...
- 静脈瘤の原因
- 静脈には、血液が重力に負けて下へ引っ張られないように、血液の逆流を防ぐための弁がついています。なんらかの病気が原因で静脈の弁のはたらきが悪くなると、皮膚の表面から深い部分へ向かう血行の流れが逆になって、血液が表面に集まってしまいます。そのために血管が広がり、こぶのようになったものが形成されるようになります。この【こぶのようなもの】の正体が、静脈瘤です。静脈瘤には一次性のものと二次性のものがあります。一次性のものは静脈弁の機能不全によるものを指し、二次性のものは深部静脈血栓によるものです。静脈瘤の...
- 静脈瘤の症状
- 静脈瘤ができていても症状が目に見えてあらわれない人というのもいます。しかし、静脈が弱っていれば破裂して、ある日突然吐血したり、下血するといった症状があらわれます。静脈瘤の症状は、太くて青い色の血管や赤くて細かい血管が浮き出て、軽い段階ではふくれあがるだけです。しかし、その症状が進むとだるさやうっ血感、重量感、むくみ、痛み、筋肉のけいれんなどが出てきます。静脈瘤により皮膚の栄養状態が悪くなって、湿疹ができたり、かゆみをうったえる人もいます。こぶになっているだけだと自覚症状がないかもしれませんが、静...
- 静脈瘤の予防・対策
- 静脈瘤の予防・対策法としては、血行を良くすることが大切です。一定の姿勢を長時間保っていると、血液はうっ血します。そのため、手足の筋肉をよく動かすようにしてください。筋肉にはポンプ作用がありますので、流れの悪くなった血液を心臓へ戻してくれます。とくに下肢静脈瘤は立ち仕事をされている方に多く発生しています。少しの時間を見つけては、足踏みしたり、屈伸運動をしたりして足の負担を軽減しましょう。休憩時間などは、普通に椅子に腰掛けるだけではなく、足を少し高くして座りましょう。椅子に腰掛け、もうひとつ椅子や箱...
- 静脈瘤の治療
- 静脈瘤の太さやできる場所によって、治療方法が異なります。静脈瘤の治療は、「伏在静脈瘤」、「側枝型静脈瘤」、「網目状静脈瘤」、「クモの巣状静脈瘤」などにより分かれます。・伏在静脈瘤(ふくざいじょうみゃくりゅう)は、足の付け根から太もも、ひざの裏に多く見られる伏在静脈と呼ばれる太い血管が、ボコボコと蛇行したように浮きでたものです。・側枝型静脈瘤(そくしがたじょうみゃくりゅう)は、太もも、すねやふくらはぎに多く見られる、伏在静脈瘤よりもやや細い血管が浮きでたものです。・網目状静脈瘤(あみめじょうじょう...
- 静脈瘤の手術
- 静脈瘤の手術には、硬化療法のほかに、高位結紮術(こういけっさつじゅつ)や、ストリッピング手術(静脈抜去術)を行います。細い「網目状静脈瘤」や「クモの巣状静脈瘤」には硬化療法が用いられ、太さのある「伏在静脈瘤」を治療する場合には、高位結紮術やストリッピング手術が行われます。静脈瘤の太さや、胃・食道静脈瘤または下肢静脈瘤など、できた場所によって手術方法は異なります。ストリッピング手術は古くから行われてきた方法で、悪くなった血管内にワイヤーを通して、弁不全をおこしている静脈を引き抜いてしまうものです。...